注文住宅の外観で悩んでいる方は必見!おしゃれな外観の決め方とは?
注文住宅の顔とも呼べる外観。デザインに自信がない人や色選びに詳しくない人でも、人気のある外観を知ることで自分の好みに合ったものを選択できます。今回は、外観を決めるポイントと失敗しないためのコツも紹介しているので、これから注文住宅を建てようと考えている人は、ぜひ今後の参考にしてください。
注文住宅で人気の外観
人気がある5つの外観を紹介します。工務店やハウスメーカーによって得意なデザインがあるので、違いを把握しておきましょう。
シンプルモダン
直線的なシルエットと少ない装飾が特徴です。都会的な印象を与えることによりスマートに見せられます。余計なものがないので、都会のように多くの建物があるなかでもシンプルさが際立ちます。流行を追うのではなく、どの時代でも愛されているデザインなので長く住み続けたい人に適しています。
ナチュラルモダン
木や石などの素材を使用した住宅です。木の温かみを感じたい人や柔らかい印象を与えたい人におすすめです。ナチュラルカラーを使用することで、閑静な住宅街や緑が多い住宅街にも馴染みます。ビビットな色を差し込むことはしないで、ナチュラルカラーを使用してメリハリを付けているのが魅力です。
和モダン
現在人気を集めている和風とモダンをかけ合わせたスタイルです。和風に古い印象を持つ人が少なくありませんが、モダンと融合させることで古い印象を払拭する効果があります。最近では、古民家を改装して和モダンの店舗をオープンさせるなど、ビジネスの現場でも活用されているデザインです。
南欧風
南欧風は、外壁はホワイトやベージュなどを使用しているのが特徴です。屋根はオレンジやブラウンなどで、晴天の日が多い南欧では、このような住宅が建てられています。日本でも暖かい地域で暮らす人や明るくて爽やかな印象を与えたい人に好まれているデザインです。
アメリカン
ログハウス風な住宅とハンドメイド感を演出している住宅がアメリカンです。実際にベランダをハンドメイドする人もいるでしょう。イエローやグリーン系のような明るい外壁とグレーやダークグレーのような屋根で建てられています。また、庭のある家にする人や周辺に木を植える人も多くいるようです。
注文住宅の外観を決めるポイント
注文住宅の外観を決めるときは、ちぐはぐな印象を与えないようにするのがポイントです。統一感あるデザインはおしゃれに見えるでしょう。
コンセプトイメージ
シンプルモダンやナチュラルモダンなどのイメージを決定します。自分に合ったものを選択しましょう。
コンセプトカラーとサブカラー
コンセプトイメージの色から外れないようにしましょう。どうしても色を重視したい場合は、コンセプトイメージをもう一度考え直すのがおすすめです。
屋根の形状
外壁や屋根の色だけではなく、屋根の形状も住宅の外観を決定する重要な要素です。コンセプトイメージと屋根の形状をマッチさせましょう。たとえば、和風の住宅にしたい場合は、スタイリッシュな印象を与える片流れ屋根はあまり適していません。そのような場合は、和風の住宅にするのではなく、和風モダンにするなどして調整しましょう。
素材
外壁は色だけではなく素材にもこだわりましょう。色を薄く見せたいときは、表面がサラサラしたものではなくザラザラしたものを選択します。予算の範囲内で自分の好みを選択しましょう。また、外壁を選択するときは、メンテナンス期間やメンテナンス費用についても考慮することが必要です。
窓
窓が大きいと、太陽の光が部屋に入ってくるので明るく過ごせます。窓が小さいと、おしゃれな印象になります。防犯面も考慮しながら大きさについて検討しましょう。
注文住宅の外観で失敗しないコツ
4つのコツを紹介します。長く住み続けられる家にしましょう。
家の周囲の景観とマッチさせる
家の外観が派手だと、周囲の景観とマッチするのが難しくなります。条例で色が指定されている場合はそれに従うようにしましょう。そうではない場合でも、色選びには慎重に行うべきです。
経年変化やメンテナンスを考慮する
高速道路や幹線道路の近くでは、排気ガスにより外壁に汚れが付着しやすくなります。また、塩害が予想される地域では、給湯器やベランダにサビが発生しやすくなるのです。そのような特性も踏まえて住宅を建てるようにしてください。
流行を追い求めない
家は数十年暮らすことになる場所です。流行を追い求めたデザインや色にしてしまうと、流行が過ぎ去った後に住みにくくなるでしょう。長く愛されるデザインにするほうが快適に暮らせます。
ウッドやレンガは部分的に使用する
一部にウッドやレンガを使用することで、よいアクセントになります。たくさん取り入れないように注意してください。統一感が失われてしまいます。
注文住宅は、どのような外観にしたいのかイメージを描くことから始まります。工務店やハウスメーカーには得意分野があるので、自分のイメージに合った住宅を建ててくれる業者に依頼しましょう。また、イメージが湧かない人や相談してから決定したい人は、住宅展示場に足を運んでみてください。実物を確認することでイメージしやすくなるでしょう。こちらの記事で紹介した失敗しないコツを意識するだけで、後悔することが少なくなります。ひとつずつ購入する準備を進めていきましょう。